平成26年の治療実績
2015.01.06 手術実績
平成26年の治療実績をまとめました。
昨年と比較して白内障、硝子体手術が増えました。白内障手術は、ご近所の方が当院で手術を受けて良かったから私も、という方が増えました。これからも満足度の高い手術を目指して頑張りたいと思います。特に、目の手術では緊張が強くなってしまう方が多いのですが、鎮静薬を用いたり、良く話しかけることでなるべくリラックスして手術を受けてもらえるようにしています。
硝子体手術が増えたのは、近隣の医院からの紹介が多くなってきたためです。昨年は糖尿病網膜症や黄斑前膜の紹介がとても多かったです。糖尿病網膜症はかなり重症な方もいらっしゃいました。重症な方はできるだけ早いタイミングで網膜症を沈静化させた方が視力予後が良いので、初診から早い時期に治療が行えるようにしています。また、硝子体手術も最新のコンステレーションを用いることで、より良い治療を目指しています。
数字には出ないのですが、実は休日夜間の診療も行っています。小山市だけでなく、日光や県外からも患者さんが来ることがあります。私一人で行っているので、対応出来ない時も多々ありますが、なるべく続けていきたいと思います。
今年も理想の眼科医療を目指すべく、日々精進したいと思います。
もりや眼科 平成26年 治療実績
(H26年1月~H26年12月)
・観血的手術 合計 587眼
・白内障手術 479件
・網膜硝子体手術 75件
・緑内障手術 2件
・翼状片手術 12件
・眼瞼下垂手術 15件
・眼瞼内反症手術 4件
・レーザー手術 合計 133眼
・網膜光凝固術 91件(糖尿病・網膜裂孔に対するレーザー)
・YAGレーザー 33件(後発白内障に対するレーザー)
・隅角光凝固術 2件(緑内障に対するレーザー)
・レーザー虹彩切開術 7件(緑内障に対するレーザー)
・涙器に対する外科的治療 合計 42眼
・涙点プラグ挿入術 34件(ドライアイに対する治療)
・鼻涙管チューブ挿入術 8件(流涙症に対する治療)
・ボトックス治療(眼瞼痙攣治療) 合計 15眼
・抗VEGF薬 硝子体注射 合計 119眼
糖尿病黄斑浮腫・加齢黄斑変性症・網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫に対する注射
(アバスチン、アイリーア、ルセンティス)