もりや眼科 平成27年9月の手術実績
2015.10.05 手術実績
もりや眼科 平成27年9月の手術実績
白内障手術 26件
霰粒腫摘出術 4件
後発白内障に対するレーザー治療 7件
閉塞隅角緑内障に対するレーザー治療 4件
網膜レーザー光凝固術 5件
涙点プラグ挿入術 4件
9月は手術日が少なかった関係で、手術件数も少なくなりました。
なるべく手術待ちを長くしないようにしたいと思います。
霰粒腫は処置後治るまでに時間がかかることがある
2015.10.01 網膜
9月28日ですが、
白内障手術12件(うち入院2件)
無事に手術が終わりました。
本日、当院で白内障手術した方で、「私は乱視がありますか?」と尋ねた方がいらっしゃいました。
もちろん、乱視が0の人は存在しませんが、当院では乱視を減らすレンズを使用しているので、大抵の方は乱視がとても少ない状態になっていますので安心してください。
霰粒腫は処置後治るまでに時間がかかることがある
霰粒腫は眼科の中では比較的よくある病気の一つです。まぶたの中にあるマイボーム腺が詰まることで発症します。マイボーム腺は目が乾かないように油を作る役割があるため、その出口が塞がってしまうと瞼が膨らんでしまいます。
この方は7日前から瞼が腫れていたそうです。結構大きくなってしまったこともあり、切開をすることにしました。
この方は霰粒腫が皮膚側に大きく突出していたので、皮膚を少し切開して霰粒腫の中身を取り出しました。
処置で霰粒腫の中身はしっかりと綺麗にしたのですが、眼瞼の炎症は時間をかけて治るため、処置後すぐにスッキリするわけではありません。炎症を抑える軟膏を付けながら様子を診ることになります。そのため、処置前に「処置した後ですぐにすっきりするわけではなくて、時間をかけて少しずつ良くなりますよ」と説明しています。
下の写真は処置後14日目の写真です。大分小さくなっていますがまだ少しぽっこりが残っています。本人は「大きさが処置前と変わりない」と言っていたのですが、写真を撮ると大分小さくなっているのが一目瞭然です。軟膏を付けてもう少し様子をみてもらったところ、徐々に目立たなくなりました。
実際には切開後もっと早くすっきりする症例もありますが、このように時間をかけて良くなる症例もあります。
緑内障薬(プロスタグランジン系)による眼瞼炎
本日は白内障手術を14件行いました。
緊張の強い方や認知症の方がいらっしゃいましたが、無事に手術を終えました。
緑内障薬(プロスタグランジン系)による眼瞼炎
緑内障の点眼治療で現在一番効果が高いとされているのがPG(プロスタグランジン)系点眼薬です。1日1回にもかかかわらず、かなり眼圧を下げてくれます。全身的な副作用がないのも魅力的です。
しかし、点眼の特性上、結膜の充血や瞼縁皮膚の色素沈着など、見た目に関わる副作用が多いために若い女性に使用しにくいのが欠点です。頻度は高くないのですが、眼瞼炎が生じる事もあります。
この方は、PG薬を2年点眼していた方です。徐々に増える眼瞼縁の原因がタプロスの可能性があると考え、別の緑内障薬に変更しました。
下はPGをやめて半年後の写真です。
結構充血が減ってきています(睫毛も少し薄くなりました)。やはりPG薬が原因だったのかもしれません。
緑内障の点眼は、どれも何かしらの欠点があります。しかし、点眼をしないと眼圧が上がり、緑内障が悪化する原因になります。副作用が生じたと考えても自己判断で休薬せず、かかりつけの医師と良く相談してみてください。
もりや眼科 平成27年8月の手術実績
もりや眼科 平成27年8月の手術実績
先月はあまり待たないかな、なんて言っておりましたが、実際には外来受診患者数が1日100名を超える日がでてきました。そして、患者さんが増えてきた関係上、予約なしでの診察に待ち時間が発生するようになりました。予約枠をうまく調節して、予約した方はなるべく待たないようにしたいと考えております。極力予約を取るよう、ご協力をお願いいたします。
白内障手術 57件
硝子体手術 6件
眼瞼下垂症手術 8件
眼瞼内反症手術 3件
霰粒腫摘出術 5件
後発白内障に対するレーザー治療 12件
閉塞隅角緑内障に対するレーザー治療 6件
網膜レーザー光凝固術 2件
涙点プラグ挿入術 1件