もりや眼科

ブログ

新しい多焦点眼内レンズ AMO社 symphony

2017.08.21

本日は白内障手術15件

結膜弛緩症手術1件

無事に終わりました。

先週もICLの手術を行いましたが、術翌日裸眼視力が両眼で1.5!!とても喜んでいました。

自分も同じ手術を受けているので、患者さんの立場になって説明ができます。今回の方はHole ICLの穴は自覚しないそうです。私は強いダウンライトが当たったときに何となく光の輪が見えるのですが、個人差があるようです。

新しい多焦点眼内レンズ AMO社 symphony

以前までの多焦点眼内レンズは「遠くも近くも良く見える」と謳っていたのですが、実際には多焦点性をしっかり持たせようとすると「遠くも近くもぼんやり」という状態になったり、中間距離が見えづらくなったりと欠点も目立ちました。そのため、最近のトレンドは「遠くと近くがみえる」というのが主流になりつつあります。その分全体的な霞みがあまり感じられなくなるようです。

最近発売されたHOYA社のsymphonyは単焦点と多焦点のメリットを融合させた新しいタイプの多焦点眼内レンズです。従来の多焦点眼内レンズの欠点であった、ハロー、グレアを大幅に減らすことができているようです。

実際に使用している眼科医から、これはとても良いですよ、と言う話を伺いました。当院では9月に実施予定なのですが、患者様の反応が楽しみです。

Introduction Toric and Non-Toric

70歳以上の方の高額療養費の上限額が変わります(平成29年8月診療分から)

2017.08.01

昨日は白内障手術14件(乱視用レンズ6件)、霰粒腫切開術1件

無事に終わりました。

70歳以上の方の高額療養費の上限額が変わります(平成29年8月診療分から)

本日8月1日から70歳以上のかたの自己負担限度額が変更になります。

当院のように、手術を行う施設では影響が大きいと思います。

通常、両眼で白内障手術を行う方は、70歳以上の一般所得者で12000円だったものが14000円に変更になる、ということです。入院で白内障手術を行う方は44400円だったのが57600円に変更なので、支払う金額がずいぶん多くなりますね。

平成29年7月の治療実績

2017.08.01

もりや眼科 平成29年7月の手術実績

 白内障手術 68件

硝子体手術 6件

緑内障手術(エクスプレス挿入術) 1件

霰粒腫切開術 1件

後発白内障に対するレーザー治療 21件

網膜レーザー光凝固術 4件

閉塞隅角緑内障に対する虹彩光凝固術 4件

ボトックスによる眼瞼痙攣治療 1件

ドライアイに対する涙点プラグ挿入術 1件

眼瞼下垂症手術 2件

今月は無事に5周年を迎えることが出来ました。また、先日はICL手術(近視矯正手術)について東京お茶の水で講演をしてきました。一般向けの口演も行ったのですが、Hole ICLの認知度がまだまだ少ないと感じました。良い手術だと思うので普及してほしいとおもいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ICLで近視を治す

2017.07.29

今週は白内障手術15件行いました。

皆さん無事に手術を終えました

ICLで近視を治す

私自身がICL手術経験者ということもあって、最近ICL手術希望の方が時々いらっしゃいます。

私は今日は眼科医向け、明日は一般市民向けで口演をします。ICL手術を経験した眼科医はなかなかいないと思いますので、体験談をお話しようと思っています。

市民講座もありますので、よろしければ参加してください

http://www2.c-linkage.co.jp/mihn/2017/

先日もICL手術を行った人がいました。20歳代の方です。とても強い近視があり、まさにICLの適応でした。乱視のない球面レンズで視力がでますよ、という検査結果でした。乱視の角度調整がないのは手術をする側としては大変楽です。

手術の前の視力ですが

RV = 0.03p(1.2×S-13.75D) 
LV = 0.03(1.2×S-12.75D) 

これは、眼鏡なしの視力は右も左も0.03で、眼鏡を使うと1.2になる。そのために-13.75Dと-12.75Dのレンズが必要です、と言う事を示しています。-6D以上が強度近視ですから、大変強い近視があるという事になります。

適応検査では全く問題なし、と言う結果でした。

手術翌日はやや遠視気味でしたが、3日後の検査では

RV = 1.5×ICL(1.5×S+0.50D)
LV = 1.2×ICL(1.5×S-0.25D)

ばっちりよく見えているようでした。私の場合は光を見ると輪っかがかかって見える現象があったのですが、この方には内容でした。術後痛みも無くて大変経過良好でした。

術後の写真ですが、レンズがきれいなので良く診ないと分かりません。レンズ中央の穴は分かると思います。

 

 

 

ヘルペス結膜炎

2017.07.10

本日は白内障手術を14件行いました(入院2件、乱視用レンズ5件)。

みなさん無事に終わりました。

 

ヘルペス結膜炎

結膜炎という病名は、結膜に炎症を起こす病気の総称になります。結膜炎の原因として多いのが細菌・ウィルスが多くて、他にもあります。

実際に菌やウィルスが診察で見えるわけではないので、充血の仕方、目やにの様子などをもとに判断をします。特徴的な所見が見えたら原因がある程度はっきりするのですが、そうでないことも多くあります。

これは充血、目やにを主訴に来られた方です。結膜炎があります。流行性角結膜炎だといけないので、迅速キットでチェックしましたが陰性でした。当初は抗生剤で点眼治療を行いましたが、なかなか治らないのと、所見が単純ヘルペスが原因のように感じたので、抗ウィルス薬を投与しました。

すると、すぐに治ってしまいました。診断的治療といって、これで単純ヘルペスが原因だ、と言うことが分かりました。ヘルペス性結膜炎では皮膚に水疱ができる、と言う事でしたが今回は見当たりませんでした。普段多く診る病気ではありませんが、治りにくい結膜炎を診た時は色々な可能性を考えるのが重要です。

 

 

クレジットカードやPaypayなど
複数のお支払いに対応しております。

送迎バスが運行しており、手術後に
安心して通院いただけます。

当院のご予約は
お電話・WEBにて承っております。

Facebook
Instagram
WEB予約