ICLの取り扱い度数が増えました
2018.05.07 近視治療
本日は白内障手術を14件実施しました。(うち、多焦点1件、乱視用レンズ8件)
本日は乱視用レンズを使用する方が目立ちました。特に、3Dを超える強い乱視の方が何名かいたので、乱視軸合わせは特に慎重に行いました。明日の視力検査が楽しみです。
ICLの取り扱い度数が増えました
近視を治す手術であるICLですが、国内で認可されている度数と言うものがあります。-3Dから-18Dまでです。これで大抵の方の近視を治療することが出来ます。一方で、もっと近視が強い方や、遠視の方に対するレンズは国内では認可されていません。
実は、海外では作製されているので、個人輸入をすれば使用できるのです(ちなみに、ICLは医療器具なので、医師免許がないと関税を通過できません)。今回当院では、海外のICL会社と契約を結んだので、国内で作成されていない度数のICLも使用できるようになりました。なんと、-18.0Dから+10.0Dまで、乱視は6.0Dまで対応しています(下の図参照)。ただ、これらの度数はHole ICLではなく、穴の開いていないレンズになります。そのため、手術1週間以上前にレーザーで虹彩切開を行う必要があります。価格も、通常当院で行っているICLよりも若干割高になるのでご了解ください。