眼瞼下垂手術で疲れが取れる
2014.08.04 眼瞼下垂
本日は白内障手術10件行いました。無事に終わりました。
今回は眼瞼下垂手術の話です。
眼瞼下垂手術で疲れが取れる
眼瞼下垂とは、文字通りまぶたが下がる病気ですが、それに伴って色んな合併症を生じることがあります。
まぶたが下がると、まぶたを上げようと頑張ってしまうので、まぶたの筋肉が頑張りますが、おでこの筋肉も使って目を開けようとします。そうすると、眉の位置が高くなります。
この方は右眼瞼下垂ですが、右目のまぶたが下がっています(赤矢印)。
目を開けようと頑張るので、左眼が大きくあいています。また、眉も高い位置にあります(緑矢印)。
手術をすると、そんなに頑張らなくても目があくようになります。
右眼のみ眼瞼下垂手術を行いました。右目の大きさは少し大きくなっただけなのですが、大事なのが眉の高さが下がったという事です。目を頑張らなくても十分大きく開くようになったということです。赤矢印の位置が下がっているのがわかります。手術前の、左目をくわっと開けている感じもなくなりました。おでこの筋肉を使わずに済むようになったので、疲れにくくなりました。