強度近視の方の白内障手術
2014.03.03 白内障
本日は白内障手術を10件行いました。
無事に終わりました。
強度近視の方の白内障手術
約1年前の記事になるのですが、術後屈折値のお話をしました。
https:/moriyaganka.com/blog/18448677.html
大まかに言うと、手術後に遠いところを見たい方は0D(ジオプター)、近くを見たい方は大体-2Dに合わせて50cm先あたりが見えやすいようにすることが多いです。
強度近視の方(-6D以上)の場合、近くが見やすいことに慣れていることが多いので、-2Dあたりに設定することが多いです。しかし、これは両目とも手術することが前提です。強度近視の方で片目だけ白内障がある場合、どのように手術するのか、患者さんと良く話し合う必要があるのです。
・左右の目でで屈折値が2以上異なると、メガネで矯正できない(不同視)
近視を矯正する手段として、良くメガネを使用します。しかし、メガネで近視を治すと物の大きさが小さく見えてしまうのです。そのため、屈折値が左右であまりに異なってしまうと、両目で見てる物の大きさが異なってしまいます。
ただし、コンタクトレンズの場合、レンズから目がとても近い(くっついてる)ため、ある程度の近視を矯正しても、物の大きさがあまり変化しません。そのため、コンタクトに慣れている方は強度近視があっても、手術しない方にコンタクトレンズを入れるという選択肢があります。
もう一つは、両目とも手術するという方法です。片目しか白内障のない方でも、近視を強制するために両眼とも手術して近視を減らしてしまいます。これだと左右の屈折値の違いを気にする必要が無くなります。