白目にできる水ぶくれ(結膜嚢胞)
2013.04.22
今日は白内障手術7件を行いました。(乱視用レンズ1件、入院での手術1名)一人は目の前で手を振っているのがやっと分かるくらい、白内障が進行していましたが、手術後に待合室のテレビを見て喜んでいました。綺麗に手術をすると、患者さんにすぐに喜んでもらえるのでこちらも嬉しいです。
白目にできる水ぶくれ(結膜嚢胞)
白目(結膜)に水ぶくれ(嚢胞)ができる病気があります。結膜には水を作る細胞があるのですが、間違えて結膜の中で水を作ってしまい、風船のように膨らんでしまったものです。
あまりに大きくなるとゴロゴロするので、処置をします。小さい針で穴を開けると、すぐにしぼむのですが、このようにして開けた穴はすぐ閉じてしまうので、また嚢胞ができてしまいます。
ですから、この嚢胞は十字に切って、しっかり開いてあげると再発がしにくくなります。
処置のあと、出血するのは仕方ありません。すぐに綺麗になっていきます。