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レーザー虹彩切開術 (Laser iridotomy:LI) 閉塞隅角緑内障の治療法

2012.10.05

レーザー虹彩切開術 (Laser iridotomy:LI) 閉塞隅角緑内障の治療法

 

前回は閉塞隅角緑内障について説明をしましたが、今回はその治療について説明します。
簡単におさらいをすると、目の中の水の通り道が狭くなることによって、眼圧が上昇するという病気です。白内障によって水晶体が厚くなると、さらに水が通りにくくなります。

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レーザー虹彩切開術(Laser iridotomyLI)とは、レーザーを用いて虹彩に小さな穴を空けることで、虹彩の後ろから前に房水の通り道を作り、隅角が閉じるのを防ぐ治療です。

 

アルゴンレーザー、YAGレーザーという2種類のレーザーを用いて、虹彩のはしっこにレーザーを当てます。

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下の写真では、小さな穴が開いているのがわかります。このレーザーは痛みは殆どありません。

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この小さな穴が空いた瞬間、房水が虹彩の後ろから前に流れるのがわかります。虹彩の穴から出てくる水の流れが、鉄砲の煙に似ているので「gun smoke sign」と呼ばれています。

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