ものが見える仕組み(緑内障での視野の欠け方)
2012.07.10 緑内障
ものが見える仕組み(緑内障での視野の欠け方)
私たち眼科医は、患者さんに目の仕組みを説明するとき、良くカメラに例えます。目の中には網膜(もうまく)と言って、カメラのフィルムに相当するものがあります。(下の写真の黒矢印の部分です。)
目に入った光が網膜に当たることで光を感じることが出来ます。下の図のように、下から入ってきた光は、上の方の網膜に当たることになります。ですから、視野検査で下の方が見にくい、という結果が出た場合、網膜の上の方が傷んでいるということになります。