目の中に入ったICL
2017.11.14 近視治療
今回は白内障手術15件行いました。
無事に手術を終えました。
目の中に入ったICL
近視矯正手術であるICL(眼内コンタクトレンズ)は、4つのサイズがあります。
これは近視の程度とは関係なくて、目の大きさでレンズの大きさを決めます。レンズが小さいと目の中での固定が悪くなり、乱視用レンズが回転しやすかったり、水晶体とICLが接近しすぎてしまう可能性があります。逆にレンズが大きいと水晶体とレンズが離れすぎて、虹彩をおしあげてしまう原因になることがあります。前房と呼ばれる、虹彩と角膜の間のスペースが狭くなると眼圧が上がりやすくなるとも言われています。洋服のサイズと似ていて、適切なサイズを使用することが大事です。
今回CASIAという新しい機械を使って、私の目の断層写真を撮ることができました。
左が左目、右が右目の写真です。Vaultというデータがあるのですが、これはICLのレンズ後面と水晶体前面までの距離です。私の場合、右587μm、左772μmでした。これは適切な範囲内だと思います。