今月の涙道外来の様子
2020.02.19 涙器
涙道内視鏡外来が盛況です
2018.07.23 涙器
本日は白内障手術を14件行いました(うち多焦点2件)
皆さん無事に手術を終えました。
涙道内視鏡外来が盛況です
今年から始めた涙道内視鏡外来ですが、現在予約がなかなか入りにくい状態になっています。もともと奇数月で岩崎先生に来ていただく予定だったのですが、急遽6月と8月にも来ていただくことになりました。
さすが、内視鏡のベテランだけあってかなりの難症例でもすすっと内視鏡を入れるのは本当に見事です。
内視鏡を使ってシリコンチューブを入れるとこのようになります。
この状態で2ヶ月ほどチューブを入れたままにします。2週間毎に水を通してお掃除をします。
チューブを取った後も、再閉塞しないように月に一度通水をします。現在の所ほとんどの人は涙道の閉塞がなおってハッピーになっています。わざわざ群馬から当院まで来てくれるのは有り難い事です。
涙道内視鏡外来始めました
今回は白内障手術16件(うち乱視用レンズ6件)
無事に手術を終えました。
涙道内視鏡外来始めました(流涙を治す処置)
1月11日より、涙道内視鏡専門医である岩崎先生を招聘して涙道外来を実施しました。
当日に手術の同意を得られた3名に関して、涙道内視鏡を実施しました。
実際の処置中の写真は撮れませんでした。道具の量が半ばないです。準備もかなり大変でした。準備で奔走してくれたスタッフありがとうございました。
岩崎先生の手技は非常に手慣れたもので、再閉塞の症例もあっというまに処置を行っていました。1症例5分程度だったと思います。
岩崎先生は技術が高いだけでなくて優しい性格なので、他の眼科医からも評価が高いです。そのため、他院からの紹介予約も多く入っていて3月8日分の予約もいっぱいです。現在の予約は5月になります。涙道外来を開始すると告知した後の反響が大きく、需要が多いのが良く分かりました。
涙道内視鏡で涙道を開放した後、再閉塞しないようにシリコンチューブを挿入します。手術後は2週間毎に涙道を洗浄し、2ヵ月後にチューブを抜去します。
結膜弛緩症の治療で流涙が治る
今回は白内障手術14件
皆さん無事に手術を終えました。
結膜弛緩症の治療で流涙が治る
結膜弛緩症の記事は今まで何度か書いたのですが、今回もとても患者さんが喜んだので記事にしたいと思います。
75歳女性の方なのですが、両目とも涙がでるという訴えがありました。
診察で、あまった結膜がはっきり見えます。
フルオレセインという染料をつけて診察すると、余った結膜が分かります。
本来涙が溜まる場所に結膜が占領してしまうので、生産された涙は目にたまらずにすぐ外に出てしまいます。
そのため、流涙症が生じてしまうのです、
今回は余った結膜を一部切除して、強膜に張り付けました。
先日診察したところ、このようにとてもきれいになっていました。
この手術を行うと、結膜がより白くてきれいになります。本人も流涙症が治まったと喜んでいました。