結膜弛緩症の治療で流涙が治る
今回は白内障手術14件
皆さん無事に手術を終えました。
結膜弛緩症の治療で流涙が治る
結膜弛緩症の記事は今まで何度か書いたのですが、今回もとても患者さんが喜んだので記事にしたいと思います。
75歳女性の方なのですが、両目とも涙がでるという訴えがありました。
診察で、あまった結膜がはっきり見えます。
フルオレセインという染料をつけて診察すると、余った結膜が分かります。
本来涙が溜まる場所に結膜が占領してしまうので、生産された涙は目にたまらずにすぐ外に出てしまいます。
そのため、流涙症が生じてしまうのです、
今回は余った結膜を一部切除して、強膜に張り付けました。
先日診察したところ、このようにとてもきれいになっていました。
この手術を行うと、結膜がより白くてきれいになります。本人も流涙症が治まったと喜んでいました。