糖尿病と白内障の関係
2012.11.08 白内障
糖尿病と白内障の関係
糖尿病は、血液中の糖分が異常に多くなる病気で、日本には約700万人もの患者がいると言われています。 眼科としては、失明の原因の2位という大変な病気です。糖尿病があると、網膜(カメラで言うフィルム)の血管が傷みます。 糖尿病網膜症の方が白内障になると、そのうち眼底検査(網膜の診察)がしづらくなってきます。また、網膜症が悪化したときに行うレーザー治療もしにくくなります。そのため、ある程度白内障が進行した場合、網膜症の診療も考慮して早めに手術をする場合もあります。 白内障手術は本来視力を上げるための手術ですが、網膜症が悪い場合視力が上がりにくいことがしばしばあります。白内障で治療する水晶体はカメラで言うレンズ、糖尿病網膜症で傷む網膜はカメラで言うフィルムです。視力が出るためには両方とも良い状態であることが必要です。たとえ網膜症が悪くて視力が上がりにくいと分かっていても、白内障があまりに進んでいると網膜症の診療が行えないため、敢えて白内障手術を行うこともあります。 小山市 結城市 筑西市 栃木市 下野市 古河市 栃木市 白内障手術 緑内障手術 もりや眼科
水晶体には血管は無いのですが、糖尿病でソルビトールという糖の一種が水晶体に蓄積しやすくなります。水晶体に蓄積したソルビトールが水晶体の混濁を引き起こすことで白内障になります。そのため、一般的に加齢で生じる白内障よりも若い年齢で白内障になります。50代で白内障になることもしばしばあります。
眼圧を測る (ゴールドマン眼圧計)
2012.11.01 緑内障
当院では初診時に当院を受診したきっかけを聞いています。
本日、先月分を集計したのですが、知り合いに紹介されたという方が大分増えているようです。
もっと満足してもらえる眼科を目指して頑張ります!
眼圧を測る (ゴールドマン眼圧計)
前回はノンコンタクトトノメーターについてお話をしました。空気で目を押して眼圧を測る器械でした。